暖かくなって、色々な野菜の苗の植え付け時期になってきました。
20日ほど前に、セルトレイに蒔いたとうもろこしも、植え時になりました。
こちらでは、とうもろこしの種まきから植え付けまでの方法と、育て方のコツなどもお伝えしています。
とうもろこしを植える時の参考にしてみてください。
けれど、家は早めにに種まきするので、直播きすると霜が来て全滅という事になります。
また、この辺は鳩さんがとても多く、目ざといのでとうもろこしや枝豆などの種をまくとすぐに食べに来ます。
セルトレイにまいてビニールハウスの中でも、しっかりネットをかけておかないと食べに来ます。
そういう訳で、家ではとうもろこしや枝豆はトレーやポットまきにします。
トウモロコシの追肥や害虫対策、受粉については、こちらも参考にしてみてください。
とうもろこしの種まき時期はいつ?
通常のとうもろこしの種まき時期ですが、中間地(普通の暖かさの所)と暖地が4月の始めから下旬まで、冷涼地が4月の中旬から5月の初旬位までです。
今回作る品種は「ミルフィーユ」という品種です。
直売所で人気の、バイカラーで甘い品種です。
この種は、ホームセンターでは売ってないので、JAの窓口で買っています。
楽天さんにありました。これです。
スイートコーン種ミルフィーユ(200粒)トウモロコシ |
後ろをみると、栽培適期表があります。
これによると、普通のとうもろこしとちょっと時期が違いますね。
ここは、長野県松本市なので冷涼地です。
マルチ栽培で5月からがいいようですが、直売所に長い期間出したいので、私は4月の始め頃から5月中旬ころまで分けて種まきします。
最終は6月の始めころまでいいようなので、今年は6月までまいてみようかなと思います。
とうもろこしの種まきと成長
今年は、4月10日にとうもろこしの種まきをしました。
トウモロコシを植え付ける間隔は?
植え付けの間隔ですが、30cm間隔です。
トウモロコシ用の穴あきマルチを使います。30cmの間隔で穴が空いています。
とうもろこしは何度も作っていますが、30cm間隔は育てるのに最適だと思います。
トウモロコシの苗の植え付け
植え終わった後に、水やりをします。
勢いよく穴に水やりをすると、せっかく植えた苗の根の部分が削れてしまいます。
水やりは、マルチから伝わらせるように、穴のそばのマルチのところに水をかけましょう。
水は毎日あげたほうがいいですが、根付くまでは特にこのやり方で根を守ってあげてください。
とうもろこしの育て方のコツ
1、とうもろこしの根は、まっすぐ下に深く張っていくので、深めに耕して元肥も深めのところにまいておきましょう。
2、とうもろこしは、1本では受粉しないので、他の苗から受粉しやすいように最低でも2列に植えましょう。
1列だとうまく受粉せず、実が歯抜けのとうもろこしになります。
出来るだけ、まとまって育つように植えましょう。
3、違う品種のトウモロコシが近くにあると、受粉してしまい、美味しくないとうもろこしができます。
同じ畑で作るとうもろこしは1種類にしましょう。
また近くの畑から、花粉が飛んでくることもあるので気をつけましょう。
特に飼料用トウモロコシと受粉すると、甘味のない実ができてしまうので、気をつけましょう。
4、以前のとうもろこしは横芽が出てくると全て取っていましたが、畑で育てる場合は、横芽があったほうが、倒れにくいということがわかりました。
畑のとうもろこしは、横芽は取らなくてもいいです。
プランターなどで、とうもろこしを育てる場合は、栄養が分散して大きい実ができなくなりますので、横芽は全てとって、一番上の実だけを残しましょう。
5、とうもろこしは甘いので、どうしても虫が付きます。
遅くなってから防除してもあまり効き目はないので、適期に消毒をしましょう。
適期にすると効き目が大きいので、消毒の回数も減らせます。
どうしても、無農薬で育てたい時には、実の1つ1つにネットをかぶせておきましょう。
あとは、虫に気がついたら、すぐに手で取りましょう。
まとめ
とうもろこしにはコレステロールを下げ動脈硬化を防ぐリノール酸や、成長に役立つビタミンB郡、血行を良くし体を若返させるビタミンEなど、たくさんの栄養素が含まれています。
美味しくて、体にもいいとうもろこしをたくさん作って、たくさん食べて下さいね。