家では野菜を直売所に出しています。
その中でもナスを1番出しています。
病気が怖いので、メインの千両ナスは接木を買うのですが、小なす用の竜馬なすだけは苗は売ってないので種から育てます。
竜馬なすの種まきから苗を植えるまでまとめてみました。
参考にしてみてください。
なすの種まきの時期はいつ?
竜馬なすの袋を見ると、種まきの時期は栽培方法によって大きく違います。
ハウス栽培なら、7月に種をまいて10月ころから7月始めまで収穫となっています。
これは、しっかりと温度管理のできるビニールハウスがないと出来ません。
トンネル栽培は1月の始めから3月ころまでです。
露地の早熟栽培は、2月中旬から4月いっぱいまでです。
家ではこの方法なので、この時期にまきます。
露地の抑制栽培は5月下旬から7月中旬になっています。
こちらは、遅くまいて早熟栽培のナスの元気がなくなる頃に勢いのいいナスを出す方法ですが、収穫時期が短いです。
露地栽培で、6月頃から実になるようにするには、露地の早熟栽培の、2月中旬から4月いっぱいまでに種まきするといいです。
ナスの発芽温度は、適温が20~30℃、最低限界温度は11℃、最高限界温度は35℃になります。
ここは気候としては寒いので、2月に種まきしてもヒーターがない限り芽が出ません。
4月でも霜が降りる場所なので、何年か家の中で発芽させてみましたが、ひょろひょろ苗になるので、今年はビニールハウスの中で育てることにしました。
ヒーターはないので、しっかりマットなどで保温します。
芽が出るまでも、芽が出てからの成長もゆっくりですが、がっちりした苗を目指して育てます。
ナスの種まきはポットにするの?
まだまだ寒いのですが、3月4日にナスの種まきをしました。
6月頃に、直売所に出したいのでぎりぎりこの時期に種まきをします。
種はポットに植えていきます。
ナスの種まき
- まず、土を用意します。
私は、JAで注文した土をブレンドしますが、ホームセンターで売っている
野菜栽培用のブレンドされている土でもいいと思います。 - 園芸培土3に対して、みのり堆肥を1の割合でよく混ぜます。
- 土を3号ポットに詰めます。
種から、植えられる苗にするまで育てるので、売っている苗の大きさの3号ポットを使います。
- ポットに種をまきます。
竜馬ナスは、種が高くてもったいないので、1つのポットに1粒ずつ種をまいていきます。
普通は、3粒くらいまいて発芽してから1本を選んで他の苗は抜いてしまいますが、袋に30粒ほどしか入っていないので全て生かすように1粒ずつまきます。
- 種が隠れるくらい土をかぶせ、水をかけます。
- 3月は寒いので、防寒のため、ビニールのトンネルをかけます。
- 氷点下になる夜は、シートで防寒します。
種まきからのナスの様子
なすの苗の間隔は何センチ?
なすは、大きく育ち枝も広がるので、植える間隔(株間)は70cmくらいです。
野菜はの株間は、成長した時どのくらいの大きさになるのかや根の張り方などで決まります。
ナスの苗植え
- あらかじめ、ナスを植える畝の用意をしておきます。
まずは堆肥をまいて畑を起こし、苦土石灰をまき1週間後肥料をまき、そしてまた1週間後に畝を作っていきます。
畝の作り方は、こちらを参考にしてください。
ナスは、穴の空いてない95cmの無地のマルチを使います。
マルチの張り方はこちら
- マルチを張ったら、70cm間隔で穴を開けていきます。
間隔はあらかじめ、シート押さえなどを刺して決めておきます。
3号ポットなので、大きめの穴あけ機で穴を開けていきます。
- ナス苗のポットがすっぽり入るように移植ゴテなどで穴を開けます。
- 穴に1杯づつ水を注ぎます。
- 水が引いたら、ポットから苗を抜き植えていきます。
ポットから抜いたら、根が張りすぎてない限りそのまますっぽり植え、横にある掘った土をかぶせて根を守ります。
- 根から5センチくらいのところに仮支柱を立てます。
- 紐をナスに8の字にかけて、支柱にしっかりと結びます。
- マルチに沿わせて水をかけて終了です。
まとめ
- あらかじめ、ナスを植える畝の用意をしておきます。
まずは堆肥をまいて畑を起こし、苦土石灰をまき1週間後肥料をまき、そしてまた1週間後に畝を作っていきます。
畝の作り方は、こちらを参考にしてください。
ナスは、穴の空いてない95cmの無地のマルチを使います。
マルチの張り方はこちら
- マルチを張ったら、70cm間隔で穴を開けていきます。
間隔はあらかじめ、シート押さえなどを刺して決めておきます。
3号ポットなので、大きめの穴あけ機で穴を開けていきます。
- ナス苗のポットがすっぽり入るように移植ゴテなどで穴を開けます。
- 穴に1杯づつ水を注ぎます。
- 水が引いたら、ポットから苗を抜き植えていきます。
ポットから抜いたら、根が張りすぎてない限りそのまますっぽり植え、横にある掘った土をかぶせて根を守ります。
- 根から5センチくらいのところに仮支柱を立てます。
- 紐をナスに8の字にかけて、支柱にしっかりと結びます。
- マルチに沿わせて水をかけて終了です。
なすは、太陽の光と温度、それに肥料と水が大好きな野菜です。
水は毎日たっぷりと、肥料も根付いたら1週間に1度くらいあげてください。
育ってきたら、本格的に支柱を立てます。
支柱の立て方はまた後日アップします。