小学校のご卒業おめでとうございます。
卒業式の女の子の服装ですが、スーツやワンピースなども素敵ですが、小振袖に袴というスタイルもこの頃流行ってきましたね。
こういった厳粛な儀式に、和服というのもなかなか素敵だと思います。
さて、袴を着る場合、レンタルにするか購入してしまうか迷うところですね。
レンタルと購入のメリットとデメリット、また状況によってどう決めるかなどまとめてみました。
決めるときの参考にしてみてください。
小学生の卒業式で袴をレンタルする場合
これから、お子さんが小学校の卒業式以外に袴を着る場面があるか考えてみましょう。
可能性があるのは、高校の卒業式、大学の卒業式、もし教師になったら毎年卒業式に着るなどです。
高校の卒業式は、私服の高校なら着る場面があるかもしれません。制服なら必要ないでしょう。
大学や短大の卒業式は、だいたい袴が多いですね。
教師になる可能性はどうでしょうか?
この中で小学校以外に袴を着る可能性が1番大きいのは、大学や短大の卒業式です。
けれど小学6年生と大学4年生では、好みも変わるし体型も変わってきますので、その都度レンタルしたほうがいい気がしますね。
購入すると着た後のお手入れもありますし、しまっておく場所もいります。
そして、購入するよりレンタルしたほうが安いです。
色々考えると、レンタルのほうがいいかなと思いますよね。
ちょっとまとめてみますね。
袴をレンタルするメリット
- 1、購入するより安い。
- 2、レンタルショップで一式借りると、小物などもレンタルできるのであまり他の用意はいらない。ブーツもレンタルしていたりする。
(肌着と足袋は、用意したほうがいいところもある。) - 3、お店によっては、ヘア・メイク、着付け、記念撮影などもセットでしてくれるので、改めて美容院を頼まなくて済む。
- 4、着たあとは、たたんで返却すればいいので簡単。お手入れはいらない。
- 5、その都度、その時好きな柄を選べる。
- 6、保管する場所がいらない。
袴をレンタルするデメリット
- 1、早くしないと予約でいっぱいになり、好きなデザインを選べなくなったりレンタルできなくなったりする。
- 2、期間に限りがあり、当日の2日前くらいに手元に来るので前撮りができなかったり着付けの練習や立ち居振る舞いの練習などできない。
- 3、現物が残らないので、写真や記憶にしか残らない。
袴をレンタルする場合は、11,12月頃までに予約をするとたくさんの中から気に入ったデザインのものが選べます。
遅くとも2月の初めころまでには予約しないとレンタルできなくなったりします。
地元のお店でのレンタルは、お義母さんや地元の方に評判のいいお店を聞いたり、iタウンページで検索して探すといいです。
通販でのレンタルもあります。
地元のお店より安いですが、着付けや記念撮影のサービスはありません。
また、通販ですので、事前にお子様の裄丈と身長を測って伝えておく必要があります。
小学生の卒業式で袴を購入する場合は?
卒業式以外では、この先着ることが少ない袴ですが、購入していい場合もあります。
例えば妹さんがいる場合は、また卒業式で着せることができます。
親戚とか従姉にお子さんがいれば、貸すこともできるでしょう。
もし、お子さんの着付けを自分でしたい方は、練習などもありますので購入したほうがいいかもしれません。
また、記念として袴をとっておきたい方なら購入したほうがいいでしょう。
その他、ネットなどではレンタルするより購入する方が安い場合もあります。
まとめます。
袴を購入するメリット
- 1、自分の好きなデザインの袴を、自分だけのものにできる。
- 2、ずっと手元に置いて置けるので、好きな時に前撮りができる。
- 3、記念として、ずっと持っていられる。
- 4、妹や従姉妹などに貸せるので経済的。
- 5、レンタルするより安いセットをネットなどで購入すれば、着付け代をプラスしてもお得なことがある。
- 6、自分で着せる場合は、何度も練習ができる。
袴を購入するデメリット
- 1、レンタルよりも基本的には高い。
- 2、小物類もすべて購入しなくてはならない。
(成人式などに必要なので、購入しておいても問題はないですが。)
- 3、地元の呉服屋さんで購入する場合、着付けをしてくれるところもあるが少ないので、別途美容院代がかかる。
- 4、購入する場合は通販が多いが、裄丈や身長は測っておいてお店に伝える必要がある。
裄丈によっては肩上げする必要があるので、早めに購入した方がいい。
- 5、着た後は、きちんとお手入れしなければならない。
- 6、保管場所が必要。
地元で袴を購入する場合ですが、袴レンタルをやっている呉服屋さんが販売もしています。
レンタルのみのお店もあります。
都会では、袴の販売も充実していますが、地方では場所によってはレンタルのみのお店しかないかもしれません。
そんな地元では購入できない場合や、小学生の卒業式ということを考えると汚れることも考えて、ネットでお安く購入するのもいいと思います。
ネットでの購入は、例えばこんな商品があります。
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卒業式の袴でその他用意するものは何?
レンタルの場合は一式セットで借りられるので、着付けに必要で自分で用意するものは1番下に着る肌着と足袋くらいです。
その他は、草履かブーツの用意と髪飾りくらいですね。
購入する場合は、小物なども用意しなければいけませんが、着付け用の小物が家にあればそれを使えばいいので、すべて購入する必要はありません。
着付けに必要な物を載せておきますね。
- 小振袖
- 袴
- 長襦袢・・・袴専用の丈の短いものが楽です。小振袖の丈にあった袖丈の襦袢が必要です。
- 伊達衿(重ね衿)・・・着物の衿に重ねる衿。着物がピンクの場合、紅い伊達衿など重ねて襟元を華やかに引き立てます。
- 半幅帯・・・袴の下に締めて、袴の上端から1~3cm位見えるように着付けます。
- 伊達締め・・・帯を締める前の準備に使う収縮性のある太めの帯状の道具です。
マジックテープがついているものもあります。
- 襟芯・・・長襦袢の半衿のところに差し込みます。衿をシワのないように綺麗に整えるためのものです。
- コーリンベルト・・・衿元を綺麗に見せる留め具のついた収縮性のある紐状の道具です。
- 前板・・・帯結びの仕上げに使い、お腹に締めた帯をピシッとみせます。
- 腰紐・・・着付けの時、締める紐です。3、4本あると便利です。
- 肌襦袢・・・和装の下着です。お子さんなので衿元がVに大きく開いた下着でも代用できます。
- 足袋・・・白いオーソドックスな足袋を用意しましょう。足袋だけ別に購入する場合はストレッチ素材のものがおすすめです。
- 草履またはブーツ・・・お好みでどちらか用意しましょう。
卒業式自体は、室内で行われるでしょうから、履物は脱ぐことになります。
草履と足袋の組み合わせなら、スムーズに室内に移動できると思います。
反面、お子さんにとって草履というのは慣れていない分歩きにくいと思います。
ブーツの方が外では歩きやすいですが、ブーツの場合足袋は履けません。
ストッキングを履いてブーツを履くことになります。
室内に入るときは、ブーツを脱いだら足袋を用意しておいて履くようにしなければです。
同級生のお母さん同士、話しあっておくといいですね。
- 巾着などのバッグ・・・レンタルなら付いてくることがあります。
購入する場合は、地元のお店で買ってもいいですし、ネットでも購入できます。
- 髪飾り
巾着
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まとめ
卒業式の袴についてレンタルにするか購入してしまうかは、それぞれの状況や考え方によって決まってくると思います。
これからだとちょっと忙しいですが色々と下見をして、当日にお子様の晴れ姿を見られるように準備していってくださいね。