直売所に出荷する赤紫蘇を毎年たくさん栽培しています。
6月頃の梅の時期に間に合うように、3月には種まきします。
でも信州は寒いので、畑に直播きすると4月の霜で全滅します。
だから、セルトレーに種を蒔いて、大きくしてから植え替えます。
この栽培方法は、ちょっと手間はかかりますが、大きく立派な赤紫蘇が育ちます。
参考にしてみてください。
7月には収穫できるので、今年の夏、自家栽培の赤紫蘇で赤紫蘇ジュース作ってみてくださいね!
赤紫蘇の種まきのやり方
1、まず、土を用意します。
私は、JAで注文した土をブレンドしますが、ホームセンターで売っている
野菜栽培用のブレンドされている土でもいいと思います。
2、園芸培土3に対して、みのり堆肥を1の割合でよく混ぜます。
3、土をセルトレーに詰めます。
5、1つ1つのマスの中央に少し穴を開け、種を3粒ほどずつまいていきます。
紫蘇は明るくないと芽が出ないので、土は少しだけ掛けてください。
6、3月は寒いので、防寒のため、ビニールのトンネルをかけます。
7、氷点下になる夜は、シートで防寒します。
赤紫蘇の育て方
3月から4月の霜が来なくなるまで、夜は防寒に気をつけてシートを掛け、朝になったらシートを外し日に当てるということを繰り返します。
しその育ち方はゆっくりなので、10日から20日ほどかけて芽が出てきます。
本葉が4枚くらいになったら、マルチを敷いて植え付けます。
畝の作り方は、こちらを参考にしてください。
マルチの張り方はこちら
植えてからは、1週間に1度ずつ肥料をあげます。
ハーブなので1000倍くらいの液肥をかけてあげるか、マルチとマルチの間に粒の肥料をあげてもいいです。
水はたっぷりあげてください。
紫蘇はそれほど虫もつかないし、病気にもなりにくいので、農薬は極力使いません。
たまに、青虫がつくこともありますが、それほどの被害でなければほっておいて大丈夫です。
6月末頃、収穫です。
赤紫蘇ジュースの作り方
私は酸っぱいのは大好きなので、クエン酸で赤紫蘇ジュースを作りますが、クエン酸の代わりに酢を入れると少しまろやかに仕上がります。
(濃縮液2ℓ分)
赤紫蘇 ・・・500g
砂糖 ・・・・900g(きび砂糖でも)
酢 ・・・・・50cc
クエン酸 ・・大さじ2 杯
水 ・・・・・2ℓ
ちょっと分量は違いますが、作り方は、こちらの動画がわかりやすいのでどうぞ。
葉と茎は、ここまで丁寧に分けなくて大丈夫です。葉もちぎるまでしなくていいです。
この分量で、赤紫蘇ジュースの濃縮液ができます。
これを、5倍くらいに水か炭酸で割って飲んでください。
赤紫蘇500gという事は、家の赤紫蘇だと10本くらいあればできると思います。
(赤紫蘇の種は小さくて袋にたくさん入っているので、作りすぎないように気をつけてくださいね。
でも、種の寿命も1年から2年と短いので、残しておくのもリスクかもしれません。
たくさん育ったら、ご近所におすそ分けもいかもしれませんね。)
私は、この4倍の量を大鍋で作り、10リットル出来るのでペットボトル数本に詰め、1本は冷蔵庫に後の数本は冷凍庫に入れて保存します。
冷蔵庫のジュースがなくなったら、冷凍庫から1本ずつ冷蔵庫に移します。
溶けるのも、それほどかからないのでオススメです。
まとめ
赤紫蘇には、血液サラサラ効果や疲労回復、風邪予防、アレルギー予防や、美肌効果など様々な効果があります。
クエン酸や酢で疲労回復効果も強まって、夏の暑い時期に取り入れるのは理にかなっています。
じめじめと憂鬱な梅雨の時期や、寝苦しい夏の時期、美味しく赤紫蘇ジュースを飲んで乗り切りましょう。