口臭って、自分ではなかなか気づかないものですよね。
そして、他の人の口臭に気づいても、なかなか本人に言えないものでもありますよね。
私が今まで口臭に気づいた方は、息子が入院中に看てくれていた看護師さんと、学資保険をすすめに来てくれたかんぽのお兄さん。
息子がお世話になってるのに悪いな、せっかく勧めに来てくれたのに悪いなと思っても、話をしているのが辛い。
つい横を向いちゃう。
とってもいい方達だったけど、今でも覚えているくらい口臭って記憶に残るんですね。
なあんて言ってる自分だって、指摘されてないだけで臭うかも。
と考えると・・・。
こちらでは、口臭の原因と改善するにはどうしたらいいかについて紹介しています。
参考にしてみてください。
口臭の原因は?
口臭の原因の話の前に、まずは自分に口臭があるのか確かめましょう。
少し過敏になっているだけかもしれません。
- 口臭があるか知る方法
そしてすぐにコップに手で蓋をして10秒後くらいにコップの中の匂いを嗅ぎます。
その時、臭うようでしたら口臭があるということです。
1、口内の病気が原因
虫歯、歯周病、口内炎、ドライマウスなど
2、鼻やのどの病気
蓄膿症、扁桃炎、アデノイドなど
3、胃腸の病気
胃炎や胃拡張など
胃が荒れたために起こる舌苔
4、呼吸器の病気
慢性気管支炎など
5、その他の病気
糖尿病、肝臓病、腎不全、癌など
この中で、最も多い口臭の原因は口内の病気と言われています。
そして最も自分で改善できるのも口内の病気です。
まずは歯医者に行くことから始めてください。
口臭を改善する歯磨きのやり方は?
口臭を改善させる1番の方法は、正しい歯磨きです。
正しい歯磨きで虫歯も歯周病も予防できます。
いつも、患者さんがいっぱいで予約を取るのも大変です。
ある時虫歯になってしまい、自分なりにしっかり歯磨きして受診したのですが
口の中を見て一言
「磨き方が甘いねー。染め出しと歯磨き指導!こんな磨き方だから虫歯になっちゃうんだよ。」
そして治療の前に、歯科衛生士さんに歯の染め出しと歯磨き指導を受けました。
ちょっと歯磨きがおざなりになっていた口内は、正しい歯の磨きかたをしたら歯ブラシが真っ赤に染まるほど出血しました。
衛生士さんいわく、
「出血があるということは、歯肉炎になっているということです。これが進むと歯周病になり、歯が抜けてしまいます。
出血は気にせず、しっかり歯磨きしてください。出血はだんだん止まってきます。」
ということでした。
それから、言われたとおり歯磨きをしていたら、3日くらいで出血は止まり、歯茎も引き締まってきました。
歯と歯肉の間を磨く感じで当て、外側は歯に対して直角または45度に、内側は歯に対して45度に当て、1,2本ずつ磨く感じで小刻みに磨いていく。
言葉で説明するとこんな感じですが、分かりにくいと思いますので、こちらの動画をご覧ください。
出来たら、歯医者さんに行って歯磨き指導をしてもらうといいです。
自分の磨き方との違いに唖然とします。
口臭を改善する食べ物はあるの?
食品の色々な働きによって、口臭が改善されることがあります。
口臭を改善する食べ物について紹介します。
- 生野菜
たっぷりの食物酵素で腸の調子を整える
食物繊維も、たっぷりなのでさらに腸の調子がよくなる。
いくぶん硬いので、噛みくだく時、歯垢を剥がすことができる。
噛みくだくので、唾液の分泌もよくなり口内の乾燥が改善される。
- フルーツ(果物)
りんごは、食物繊維が多く腸の働きを良くする働き、口内を清潔にする働きがある。
パイナップルやパパイヤ、キウイなどにはタンパク質分解酵素があるので、舌に生えている舌苔をとることができる。
- 緑茶、紅茶、ウーロン茶
口臭予防効果のあるカテキンが豊富に含まれている。
- ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、口内細菌を増やさないようにする働きがあります。
- レモン、梅干
レモンの殺菌効果で口内細菌を殺菌。
レモン、梅干などに含まれるクエン酸には、唾液を分泌させる効果があり、口臭の原因になるドライマウスを防ぐ。
- 噛みごたえのあるもの
固いせんべいやスルメ、ガムなどは噛むことにより唾液の分泌量が増え、ドライマウスを防ぐ。
まとめ
口臭の改善についての話は、いかがだったでしょうか?
口臭の改善には、正しい歯磨きは必須ですね。
それから、身近な食べ物による口臭予防法も実践してみるといいですね。
口臭のことで不安になることなく、生き生きと毎日が過ごせるようになりたいですね。