夏祭りや花火大会などに浴衣を着ていくと気分も盛り上がりますね!
こんな時は、足元も可愛い下駄で決めたいですね。
でも下駄って履き慣れないせいか、前に体重をかければ鼻緒で擦れて指と指の間に豆ができたり、後ろに重心が行けばかかとが痛くなったりとトラブルが多いようです。
気持ち良く下駄を履いて、夏祭りや花火大会を楽しめるようにするにはどうすればいいのか、何点か提案させていただきます。
参考にしていただけたら幸いです。
下駄についてだけでなく、浴衣の着崩れしない方法などは、こちらも参考にしてみてください。
浴衣の下駄が痛い時はどうしたらいい?
昨年履いた下駄が痛かったり、今年の夏用に買った浴衣セットの下駄を試し履きしたら、痛くなりそうな時どうしたらいいでしょう?
1つは、新しく買い換える。
2つめは、今ある下駄を履きやすくする。
どちらにしたらいいのかは、今ある下駄が足に合っているかどうかで決まります。
下駄も靴と一緒で、足に合わなければ色々なトラブルが起きます。
購入した先が、下駄屋さんで自分の足に合わせて鼻緒の調整などしてくれていたら、そして鼻緒を柔らかくするコツなど教えてくれていたら、まず痛くなりません。
靴屋さんで特に何のアドバイスももらわず買ったとか、ネットの浴衣セットについていた下駄だったりした場合、標準サイズに出来ているので、合わないことが多いです。
下駄を買う場合の選び方と、購入してからの調整の仕方について次の章からお伝えしますね。
浴衣の下駄の選び方はどうする?
下駄を購入するコツの前に、下駄の履き方についてです。
下駄は、ビーチサンダルのように親指と人差し指の間の付け根まで入れては履きません。
付け根から1cmくらい手前まで入れて履きます。
付け根まで入れると、指の股が当たって痛くなります。
それも踏まえて、下駄の選び方のポイントです。
1、先ほどの履き方をして、かかとが1,2cm出るものが足に合っています。
大きすぎると返って足が痛くなります。
2、鼻緒が太めのものの方が、足への当たりが優しいです。
細いものは粋ではありますが、下駄に慣れてない方は、太めの方がいいです。
3、鼻緒が柔らかい物の方が、やっぱり優しいです。
昔ながらの鼻緒は、出来たばかりは固く出来ています。
柔らかくしてから履くといいです。
この頃の鼻緒は、初めから柔らかい素材を使っているので試してみるのもいいでしょう。
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鼻緒は太めで柔らかく、裏面にクッション性のある底ゴムを貼ったタイプ
下駄が痛い時の対策は?
購入したばかりの下駄は、鼻緒が固く指を入れるのもきついなんてことがあります。
履きづらい下駄を履きやすくする方法です。
2、始めに足を入れる時、変な履き方をすると鼻緒がねじれて履きづらい癖がついてしまいます。
初めて足を入れる時は、ねじれないように気をつけて、足の甲にピタッと合うように履きましょう。
3、夏祭りや花火大会当日の前に、何回か履いて慣らしておきましょう。
4、固い鼻緒や緒は、手でもんで柔らかくしましょう。
鼻緒の中身は、硬い紙や綿などです。
もんでも大丈夫です。
全体的にもんでおきましょう。
こちらは草履の鼻緒を履きやすくする方法です。
一緒ですので、貼っておきますね。
5、事前に指の股にバンドエイドなど貼っておくと、足を保護してくれますので鼻緒ずれ防止になります。
履いた感じが危険そうなら、貼っておくのもいいでしょう。
貼らなくても、もしもの場合に心強いので、バンドエイドや底まめシートなど持っていくといいです。
6、足に汗をかくと鼻緒ずれしやすいので、ベビーパウダーなどを事前に指の股などに塗っておきましょう。
7、鼻緒の調整の仕方の呉服屋さんの動画です。
興味のある方はどうぞ!
長いですが参考になりますので、時間のあるときに見てみてくださいね。
18分位から、実際の鼻緒の調整方法を解説しています。
まとめ
履きやすい下駄の選び方や、鼻緒の調整の仕方などまとめてみました。
楽しい夏祭りや花火大会が、下駄の鼻緒ずれで台無しにならないよう、対策してみてくださいね!