夏祭りや花火大会などは浴衣を着て楽しみたいですね。
浴衣を購入したいと思ったとき、昔は呉服屋さんで購入するのがほとんどでしたが、
今はデパートでセットを購入したり、通販のセットものを購入するのが主流ですね。
でも、通販では実物を見て購入できないので色々と気をつけることがあります。
購入してからこんなはずではと後悔しないようにネットでの購入で気をつけるポイントをご紹介します。
浴衣を通販のセットで買うとき注意することは?
浴衣を楽天などの通販で探してみると、今は浴衣と帯に下駄などがついたセットものがほとんどですね。
セット物は、可愛い系やナチュラル系などお店の方で組み合わせてくれていて、イメージがつかみやすいのが
いいですね。
早くも、今年の新作が出たようですね。
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色や柄は、自分の好みから決めていいのですが、肌や髪、瞳の色、雰囲気から決めるパーソナルカラーのタイプを紹介します。
スプリング
春の花畑のような、淡くて明るい黄色みがかった色が似合います。
可愛い系のセットが似合います。
サマー
薄くて繊細な肌。日焼けしづらくすぐ赤くなってしまう敏感な肌の人。
紫陽花のようなラベンダー系が似合います。
エレガントな感じの組み合わせがいいです。
オータム
小麦色の肌の人。
秋の果物のような、濃い赤や深い緑、土の色が似合います。
ゴールドが似合うゴージャスな感じです。
ウインター
陶器のような白くてしっかりした肌の人。
モノトーンや、ショッキングピンクのようなビビットカラーが似合います。
地色が黒で、粋な感じが似合います。
4つのタイプに分けられるのですが実際には、1つのタイプだけの人はほとんどいないです。
2つから3つの組合せタイプの人が多くその中でどのタイプが強いかで、自分に1番似合うカラーが決まってきます。
セットを選ぶときの、参考にしてみてください。
浴衣の通販はサイズに気をつけて
昔は、呉服屋さんで反物を買って、自分のサイズぴったりにオーダーメイドで浴衣を作ってもらいましたが、今は、仕立て上がりの浴衣を、自分の体型に合わせて選ぶのが主流です。
自分のサイズを浴衣に合わせる為、何点か気をつけなければならないことがあります。
- 裄のサイズを測っておくこと
裄とは、首の後ろの出っ張った骨から肩を通り手首のぐりぐりまでの寸法です。
腕を45度にまっすぐ上げてメジャーで測ります。
文字で見てもわかりづらいと思いますので、
「京都きもの案内人」さんの動画がわかりやすいので
参考にどうぞ。
裄の丈が短いと、腕がにゅっと出てしまいます。
通販の画面で、裄寸法を確認して、ぴったりの寸法のサイズのものを選ぶといいです。
標準寸法の方でも、手足が長い方が今は多いです。
裄が70cm以上の方は、特に気をつけてください。
- 着物丈のチェックをしておきましょう
女性の着物丈は、肩からくるぶしまでの寸法におはしょり分を足したもので、大体身長のサイズです。
通販のサイトで、着丈のチェックをしてみてください。
身長が170cm以上の方は、要注意です。
浴衣は短めに着るので、5cm短い位なら大丈夫ですが、それ以上短い場合は、呉服屋さんかデパートで
長めの反物を買って、仕立ててもらうほうがいいです。
浴衣の通販 小物は何が必要?
浴衣の小物ですが、必ず必要なのが下着類や紐などです。
通販で、下着セットという名前で売っていると思いますので浴衣と一緒に購入すればいいでしょう。
次の5点があれば大丈夫です。
昔は、肌襦袢と裾よけという、綿の和装肌着とスカート状のものが主流でしたが、今はワンピース型のスリップ1枚が楽でいいと思います。
ブラジャーは付けずに直接身につけます。
2.腰紐
おはしょりに使う紐です。1本はセットの中にありますがもう1本あると何かと重宝です。
3.コーリンベルト
衿元を綺麗に見せる留め具のついた収縮性のある紐状の道具です。
4.伊達締め
帯を締める前の準備に使う収縮性のある太めの帯状の道具です。
マジックテープがついているものもあります。
5.前板
帯結びの仕上げに使い、お腹に締めた帯をピシッとみせます。
その他の小物の紹介です。
下駄
浴衣といえば裸足に下駄ですが、最近は草履に足袋の方もいるようです。
ミュールもいいですが、トングサンダルのように鼻緒のあるもののほうがいいでしょう。
巾着・籠バッグ
浴衣のセットの中に入っていることもあります。
巾着などは、自分で作っても楽しいです。
髪飾り(かんざし)
浴衣に合わせて、自分のお好みで購入するといいです。
ここまでで、必要なものは揃いますが、他の人と違う装いをしてみたい方は、袷の着物に使う
帯締めや帯留めを使ってみるのもいいでしょう。
まとめ
手軽に買える浴衣の通販のセットですが、実物を見て確かめられない分、注意が必要な点が以上のように何点かあります。
届いてみたら、想像していたものとは違ったということもありますので、返品可能なのかも購入する前に確かめておきましょう。
本当に安いものもありますが、出来たら10,000円以上はするものの方が、生地のクオリティーも高く、失敗も少ないと思います。
発送まで時間がかかることもあるので、本番までに余裕を持って注文しておくと安心です。
自分に似合うぴったりの浴衣で、夏を楽しんでくださいね!