今まで使っていた、5合炊きの炊飯器の内釜のコーティングが剥がれてしまったので、新しく炊飯器を購入しました。
私や息子のご飯は、発芽玄米のできる炊飯器を使って炊いているので、今回の炊飯器は、白米LOVEの夫のために購入しました。
炊飯器の購入時のポイント
炊飯器を購入する時、選ぶポイントってたくさんあるんですね。
今回、それほどこだわりなく購入してしまいましたが、もう少し考えて購入すればよかったなと少し反省しています。
購入してから、色々調べてみましたので、まとめてみますね。
炊飯器を購入する時のポイント
- マイコン、IH、圧力IHなどの種類で、ご飯の固さや柔らかさ、もちもち、サッパリなどの食感が変わるので、それぞれの特徴を知って好みのご飯が炊ける炊飯器を選ぶといい。
- 内釜の種類も何種類かあり、それぞれに特徴が違う。特徴を知って好みに合うものを選ぶと良い。
- ご飯の味も大事だが、手入れのしやすさも大事。内釜が丈夫なものや、中蓋が取り外せるものなど、手入れのし易いものを選ぶと良い。
家の家族で白米の方が好きなのは、夫と義母の2人です。
けれど義母が施設にお世話になることになり、白米を食べるのは夫のみになりました。
夫は、朝食と昼食(お弁当)のみご飯を食べ、夕食は晩酌をするのでご飯は食べません。
そしてこの頃、炊き込みご飯をお弁当に入れるのが良いみたいで、毎日持っていきます。
白米なら多めに炊いて冷凍庫で保存できますが、炊き込みご飯は冷凍するとまずくなるので、毎朝1合ずつ炊いています。
5合炊きで1合炊くと、あんまり美味しくないです。
という事で、今回は3合炊きの炊飯器を購入することにしました。
お店で見て買ったほうがいいとも思ったのですが、ネットでいいと言われたので、楽天さんで購入しました。
こちらの炊飯器です。
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炊飯器にそれほどこだわりのない私は、内釜が丈夫でダイヤモンドコーティングの物がいいなと思い、そしてマイコンよりIHの方が良いらしいのでIHのものを選び、すぐ注文してしまいました。
そして、残念だったことが1つありました。
それは内蓋の取れないタイプだったことです。
内蓋を毎日取って洗いたい派の私はちょっとそれが残念でした。
炊飯器のihとマイコンの違いは?
マイコン炊飯器とは?
内釜の下にシーズヒーター(電気ヒーター)があり、その火力をマイコンで制御しています。
簡単に言えばガスコンロの電熱版のようなもので、下から内釜を温めて炊飯するのですが、その火力をマイコンで制御している炊飯器のことをいいます。
構造は簡単で単純なので、故障が少なくお手入れも簡単です。
電磁波の心配もいらないし、価格も安いです。
欠点としては、IH炊飯器より火力が弱いため、3合以上炊く場合は炊きムラが出やすいです。
炊き上がりのお米は、標準的で硬くもなく柔らかくもなくといったところです。
IH炊飯器とは?
内釜に磁力線を当て釜を直接発熱させるので、熱効率がよくマイコン炊飯器より火力が高いです。
直接発熱させるので、内釜素材の良し悪しで炊き上がりが変わり、味にも違いが出てきます。
マイコン炊飯器の単純な制御から、インバーターを搭載したマイコン制御により温度設定がより細かくなり、炊飯、保温ともに格段に向上しました。
欠点としては、電磁波が炊飯時に出ること。炊飯時には炊飯器のそばにいないほうがいいです。
後、マイコン式に比べると、消費電力がかかります。
その他、マイコン式に比べると、水加減で美味しかったりまずかったりするので、水加減は難しいです。
炊き上がりのお米は、シャッキリ固めで粒が立っている感じになります。
柔らかいご飯が好きな人は水加減を少し多めにするといいでしょう。
圧力IH炊飯器とは?
仕組みはIH炊飯器と一緒ですが、そこに圧力機能が付いたものが圧力IH炊飯器です。
圧力機能があるため、最大110℃の高温で炊飯できます。
欠点は、IH炊飯器と同じです。
それに加え、圧力を加えるので、上蓋が閉まらなくなったり、パッキンが劣化したりトラブルが多いです。
お手入れも、一番複雑で面倒です。
お値段も、他の炊飯器に比べお高めです。
炊き上がりのお米は、もっちり柔らかで甘みのある仕上げりです。
その他、プレミア炊飯器やガス炊飯器などがあります。
炊飯器の内釜の種類は?
内釜の材質も、何種類か有り、それぞれの特性があります。
- アルミ釜
主にマイコン炊飯器で使われています。マイコン式は、シーズヒーターで熱を内釜に伝える方式なので、熱伝導のいいアルミ釜が適しているためです。
軽く、安価です。
- 多層釜
少しお高めのIH炊飯器や圧力IH炊飯器で使われています。
構造は、中心に発熱効率の高い鉄やステンレスを使い、内側に熱伝導率の高いアルミや銅、外側には、断熱性やサビに強い素材を使っています。
色々な素材を組み合わせることにより、IH方式に向いた内釜を作っています。
メーカーによって、素材の組み合わせが違い、美味しさにも違いが出てきます。
- 炭素釜
炭素の塊から内釜を削り出すという、コストも手間もかかった内釜です。
炭素は、発熱効率が高く熱伝導率が低いので、土鍋に似ています。
価格は高いです。
欠点としては、炭素ですので強度が強くありません。
落としたりぶつけたりすると、簡単に割れてしまいます。
- 鉄釜
鉄釜の特性は、発熱効率の高さです。
メーカーによって、南部鉄を使ったものがあったりします。
欠点としては、重いということです。
- 土鍋釜
比熱が高く熱伝導率が低いです。つまり、温まりづらく冷めづらいです。IH方式では、土鍋だけでは発熱しないので銀でコートしたりしています。
冷めずらいせいか、少し固めのご飯が炊けおこげができます。
価格は高いです。
まとめ
IH炊飯器だと、しっかり固めに仕上がるということなので、少しだけ水を多めにして炊いてみました。
IH炊飯器では難しいらしい炊き込みご飯を炊いてみましたが、こんな感じに炊きあがりました。
夫曰く、「柔らかくて美味しい。」そうです。
私も食べてみましたが、前の炊飯器で炊いたのとは雲泥の差。
とっても美味しかったです。
マイコンでも十分かなと思ったのですが、やっぱりIHの方が美味しいですね!
いい買い物したと思います。